日本酒 利酒師 上仙裕一

日本の伝統と文化をこよなく愛する日本酒の伝道師『利酒師 上仙裕一』のオフィシャルブログ

カテゴリ:日本酒関連 > お酒のたしなみ方


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蒸シ燗酒という、聴いたとき、なんじゃろうと思いお邪魔させていただきました。白隠正宗(静岡)を醸されてる高嶋さんのお話しを聴かせていただきながら、普通にお燗をするものと飲み比べ。
 
高嶋さんいわく、すいすい飲めるようになる、美味しく感じなかった日本酒も変わったというお話し。みなさんも、うんうん、という声。

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ぼくの意見も、たしかに美味しいし、アルコールの「ツーン」という感じがないから、普段「お燗はちょっと」という方には良いかと思います。

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でも、これだと「白隠正宗」さんの持ち味がちょっと消えてしまってる感じは否めない。口に入れたときに、口の中で踊る感じがするのがちょっとクセになるお味が。。

うーん、その日の体調やら食べ物との合わせで、両方あるといいのかなとは思いました。蒸し燗酒だから旨いとか、という日本酒ワールドにはならないで欲しいです。

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毎度、ちょっと偉そうな文書失礼しました。

 
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ワイングラスでおいしい日本酒アワード2016」にちょびっとお邪魔させていただきました。

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昨年以上に熱気にあふれており、またまた「汗が止まらんばい」状態だったので、ひとつお邪魔しては、汗をフキフキ。

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どのお酒たちも綺麗なタイプが多いのですが、さらりといただけるものから、余韻が長く、時間差攻撃で、飲んでるなと思わせていただけるものまで。

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ワイングラスで日本酒?という方もいらっしゃるかと思いますが、個人的には、この飲み方で「より美味しくいただける日本酒」たちが増えてくれたのは事実なので、お試しあれ~♪

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お酒たちのご紹介をさせていただくと上からですが
小澤酒造(東京)
水鳥紀(みずとりき)(宮城県・気仙沼)
花春酒造(福島)
天寿酒造(秋田)

となります。チェックしてみてください!

 
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これは、ちょっとある方と会話させていただいたときのやり取りを編集させていただきました。
わたしの肩書きなどは一切伏せております。相手は、ある漁業関係の方です。

わたし「日本酒はお好きですか」

相手の方「日本酒飲むんだ?天狗舞好きだけど、純米酒はいくら飲んでも二日酔いにならないから、おすすめ。十四代目は一度飲んでみたいなぁ。」




わたし「純米酒はなぜ「二日酔い」にならないんですか?」

相手の方「米とこうじを原料に作っているから、ご飯食べてると一緒」





わたし「米とこうじを原料に作っているから、ご飯食べてると一緒、の意味が分からないです・・・」

相手「こうじって、お米を発酵させて作るんで、原料、米と水だけだよ」





わたし「アルコールはありますが・・・。」

相手の方「日本酒に入ってる醸造用アルコールが二日酔いになるよ、純米酒のアルコールは二日酔いにならないよ。」





わたし「うん?? おなじ『アルコール』ですが・・・。」

相手「違う違う、醸造用はエタノールなんで混成酒、原料も色々多分トウモロコシが当たりだと思うよ♪」





わたし「うん、でも同じアルコール。科学的に、純米酒が2日酔いしにくいという根拠はないです。」

相手「一応体験からだよ。科学はわからない。味は醸造入れた方が良いしキレも有るけどね♪辛さ高い酒の純米酒は旨いよ。九州の美少年は甘すぎて呑めなかった!」





わたし「おそらく、経験上も間違ってます。 純米系はコクがあるため、意外と飲んでません。でも、アルコール添加されたものは、端麗になっているため、いつのまにか飲んでしまっている傾向にあります。 」

相手「純米酒は良心だと思うよ♪添加物の危険性は知ってるし、アルコール依存症になるはずだからね」





わたし「えっと、それも間違ってますよ。アルコール添加は、保存性であったり、商品の設計上などでされている蔵元も多くあります。 添加物と思いがちですが、いま焼酎を添加しているところもあるなどだいぶ、変わってきてます。」





※ここで、この方はさっとわたしの前から消えました・・・。





<言いたいこと>
わたしは、この人を「批判したいわけではない」ことを理解していただきたいです。

醸造アルコール=悪者
という考えが、すごく悲しかったんです。

この方は、ちょっと私よりも年上の方みたいでしたが、これによって、
「純米しか飲んじゃダメだぜ」ということを、まわりに言ってしまったとします。

そのお話しを聞いたかたで、もしその方のお友達が
「この日本酒、美味いんだぜ!」
となったときに「アルコール添加されているもの」だったとき。

この「誤解の知識」により、「選択肢の幅」が減ってしまうような
感じがしました。

日本酒のアルコール添加のあり方については賛否両論がありますが、
リアリティーのある、会話として、無かったので、加筆・編集をさせていただき
まとめてみました。
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正しいお酒の飲み方5か条があります。
これはすごくわかりやすいので、そのまま転載させていただきました。

では、上仙の飲み方はあるのか?となりますが・・・

1.ゆっくりとお酒を飲む
2.お酒とお水は交互に飲む
3.いろいろな酒類は飲まない

などでしょうか。

1については、「あ、だいじょぶかな?」と自分の状態を確認します。一気飲みなどは、アルコールが急激に入ってきてしまうので、自分の限界を感じる前に限界を超えてしまう・・・ということもあるので、気をつけましょう。

2については、下記にありますが、アルコール→アセトアルデヒド→酢酸という反応が体内で起きます。その際に、アセトアルデヒドから酢酸への過程で「水」が必要になります。お酒を飲んだあとに、お水が飲みたくなりませんか?それは、ここで水分がつかわれていて、「お水が欲しい!」と身体が要求してきます!

3については、お酒のちゃんぽんという話を良く聞きます。体内にお酒が入ると、体内の酵素たちが「あ、これわたしが分解できる!」「あ、これは違うな」と選択をしていきます。たくさんの成分が来ると、「わわわ!たくさん来たなー」とその成分たちを見つけるのに一苦労します。

つまり、それだけ分解速度が落ちてしまうということです。それが原因で、翌日残ってしまったりする。ということが起きてしまいます。

日本酒は翌日まで残るというのもうなづけるんです。日本酒はお酒の中で成分が1番豊富な飲料です。それだけ、分解速度が遅くなってしまうというのもうなづける話です。
高橋酒造は、全国の20歳から39歳の有職者300人を対象に、飲酒に関する意識・実態調査を実施。その結果、お酒を飲んだ翌日に仕事を休んだり、遅刻したりした経験をもつ人は、72.7%にのぼることが明らかに。4月は花見や歓迎会など何かと飲み会の多い季節ではあるが、苦い経験を繰り返さないために、今回“正しいお酒の飲み方5か条”を酒のエキスパートに伝授してもらった。

「お酒の良さは、ただおいしいというだけではなく、お酒を通じていろいろな人とコミュニケーションがとれること、1日の疲れをリセットできることにあります」と話すのは、SSI認定酒匠・日本酒学講師・焼酎アドバイザー・きき酒師など、酒に関するさまざまな資格を保有し、酒のエキスパートとして活躍中の菱沼勇人氏。そんな氏が提言する“正しいお酒の飲み方5か条”とは?

■その1「自分の体質にあった“適量”を知る」

飲みすぎないことは鉄則だが、自分に合った量を知ることが最も大切。酒の影響が体に表れてくるのは飲み始めて30分~1時間後なので、酒の初心者は最初の1時間、少しずつアルコールを摂取しながら、自分の体調の変化を見極め、1時間あたりに飲める自分の適量を知るようにしよう。初心者は、水で割れる焼酎などの酒で、濃さを調整しながら飲むのがお勧めだ。

■その2「酒は“いち銘柄”に。飲み方を変えて楽しもう」

複数の酒を一度に飲むと酔いやすいのはよく知られているが、同じ種類の酒でも銘柄を変えると酔いやすくなることはあまり知られていない。銘柄が違うと成分も若干異なるため、アルコール分解機能をもつ肝臓に負担がかかりやすいのだ。翌日に残したくないときは、お湯割り、水割り、ロックなど飲み方を変えて楽しめるような、1つの銘柄に決めて飲むのがお勧め。

■その3「“大量の水”がポイント。飲んだアルコールと同量を摂取」

アルコールは肝臓で分解されるが、その過程で大量の水が必要。飲んだアルコール量と同じかそれ以上の水分を摂るようにしよう。また、焼酎やウイスキーは水で割って飲むことができるのでお勧め。日本酒やワインを飲む際も、チェイサーを同時に頼むように。「飲みすぎたな」と思ったら寝る前に水を大量に摂るのも効果的だ。

■その4「酒の“温度”に注意。常温か、お湯割りで」

人間は、舌の温度(約35℃)に近いほど、味を感じることができる。酒も、常温~少し暖かい程度が、最も味わいを感じられる状態だ。また、冷えすぎた酒は内臓を冷やすことにもつながり体に負担がかかるので、特に夜22時以降は、ロックは避けるようにしよう。お湯割りは香りも強く、飲みすぎ防止効果も。常温の酒を常温の水やお湯で割って飲むのが良い。

■その5「高たんぱくの“食事”と組み合わせて」

食事を食べながら飲むのは、酔いすぎないための基本。肝臓のエネルギー源はたんぱく質なので、高たんぱくの食事(肉料理、魚料理、卵料理、豆類…など)をとりながら飲むのが特にお勧めだ。

これら5つの教えを守れば、翌朝「だる~い」「つら~い」なんて言いながら、仕事を休んだり遅刻したり…といったことがなくなりそう! 早速実行して、酒を通じたいろいろな人とのコミュニケーションを、心置きなく楽しんで。【東京ウォーカー】

http://news.walkerplus.com/2010/0414/11/
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遅ればせながら、ちょっとこの事は書こうかなと思いました。
まず、いろいろとお聞きしたいなーと思うことがあります。
ボージョレ・ヌーボーっとはなんぞや?
というところからはじめたいと思います。
みなさんは、どんなイメージをもたれていますでしょうか。
【中編】【後編】と続きます。
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