「楽しく選べる日本酒ー初心者にも味伝える工夫ー」

ということで掲載されていました。5月10日発売の日経MJの5面、八塩圭子さんのコラムのしたの「これなら買いたい」のコーナーで金子由紀子さんが書かれています。

ワインはビンを見たら、「赤・白・ロゼ・スパークリング」、赤ワインならば、「~ボディ」とその飲み口のイメージが書かれています。しかし、日本酒にはそういったものがありません。瓶からわかるのは「日本酒である」ということだけ。「こんな料理と合います」や「こんな土地で作っています」という、そのお酒の味わいがイメージできるメッセージをぶらさげていただけないでしょうか?

というような内容が書かれていました。

メーカーさんサイド、つまりは酒蔵さんからするとそういったものはなかなか出来ないでいるのが現状のようです。

それは・・・日本酒は嗜好品である

という概念が植えつけられています。

日本酒の試飲会に参加したり、蔵元さんを訪問させていただくと、「日本酒は嗜好品であって、その人に合う、合わないというのがあるから」と、お客様に対して謙虚な姿勢でいるようです。

金子さんが言われるように「もっと主張してもよい」のではないでしょうか。

自分のお酒ってこうだよ!!
こんな風に飲んでみてよ!!
うちのお酒すげえーんだよ!!

これぐらいの主張があっても、わたしたち消費者はきっと困ることはないと思います。

「酒蔵さんはそう思うのだろうけど、わたしたちはこうしてみます」と一種の酒蔵さんとのコミュニケーションだけでなく、「このお酒、こんな風に書かれているけど、わたしはこんな風にしてみたよ」と周りの方への話のネタ、まさにノミュニケーション(飲むとコミュニケーションの造語)のスタイルが出来ると感じます。

酒蔵さんとやってみようとおもいます。(候補がありませんが・・・)


【参考ブログ】
毘沙門会 : 小さな酒蔵の隠れ地酒を扱う酒屋のブログ