日本酒の海外進出。
たしかに統計的にも海外に行っているというデータがあります。
しかし、それを知っている方はどれぐらいいるのでしょうか?

酒蔵さんは誇りに思っているのかと思いますが、それを日本人に誇りに思って欲しい。

日本酒の味わいはワインよりも上です。技術も奥深く、まだまだ掘り下げるところがあると思います。

人模様:日本酒をもっと「世界酒」に--手島麻記子さん、宮坂直孝社長




鳥のレバーの前菜から蒸しエビ、リゾット、豚ヒレの香草パン粉焼きまで次々と出てくるイタリア料理。並ぶのはワインではなく、発泡純米酒「五橋」、純米吟醸「浦霞」、吟醸生貯蔵「白鷹」、古古酒「天狗舞」など8種類の日本酒。

東京・代官山のレストランで開かれた「日本酒と楽しむイタリアンの会」の仕掛け人で「彩食絢美(けんび)」主宰者、手島麻記子さん(47)は「ど の日本酒が合うか相性を試して、日本酒の新しい楽しみ方を発見して」と説明する。


12年前にパリの国際ワイン品評会を取材中、会場に初めて日本酒コーナーを開設した宮坂醸造の宮坂直孝社長(54)と出会い、以来、日本酒の国際 化のための活動を提案、内外で実現してきた。

江戸時代から信州・諏訪で「真澄」を作り続けてきた老舗蔵の宮坂さんは、「今年の冬はフランス各地からレストランのシェフが何十人も、うちの蔵を はじめ国内各地の酒蔵を見学して回った。日本酒が“世界酒”に進化してきた証拠でしょう」と自信を深める。【網谷隆司郎】


http://mainichi.jp/select/wadai/news/20100417dde041070072000c.html