西葛西から始めませんか?


と思ってしまった、このごろです。



西葛西はインドの方々がたくさんいます。


彼らを発信として、日本とインドの橋渡しをすることが1番の近道のような気がしました。



【ニューデリー=田北真樹子】青森県の日本酒の蔵元たちが、日本酒業界初のインド上陸を目指して動き出した。認知度が低い日本酒にとってインドのアルコール市場はハードルが高く、浸透は容易ではない。それでも青森県単独でインドに乗り込んできた蔵元たちは、「日本中がインドに目を向けている。いち早くツバをつけろ!」と意気込む。

10月28日、首都ニューデリーに隣接するグルガオン市内で、日本食レストランやホテル関係者向けに開かれた日本酒試飲会。青森県の9社15銘柄がテーブルに並んだ。価格は750ミリリットルあたり2500ルピー(約4500円)から。近日中に日本酒特集を執筆する予定だというインド経済紙の記者は試飲後、「インド人も好きになる味。値段も高すぎず悪くない」と満足げに語った。

青森県酒造組合は以前から海外進出の取り組みに力を入れているが、インドは初めて。世界が目を向けるインドは、海外旅行をするインド人の増加で人々の嗜好(しこう)が多様化しているほか、アルコール市場は拡大基調にあることから魅力的だ。ただ、日本酒にとって未開の国。インドのアルコール市場は半分以上をウイスキーが占め、日本酒ファンは訪日経験を持つ人や日本食ファンの間だけで極めて限定的とみられる。

同県酒造組合の西田司副会長は、「確かにインド人にとって日本酒は未知のカテゴリー。だが、『おいしい』との感覚を持ってもらえればいけるのでは」と期待する。また、インド料理と日本酒の組み合わせは難しいといわれることから、「チーズと組み合わせるような新しいスタイルの飲み方もアピールしていきたい」と語る。

インドへの酒類の輸入は自由だが、外国人による販売は禁止されている。また、関税が複雑な上、各州でラベルの取り扱いや物品税率が異なる。価格面でも「小売価格が卸価格の8倍にもなる」(市場関係者)との指摘もあり、そうでなくても「日本製は高額」とのイメージが先行するだけに、いかに価格を抑えるかも課題となりそうだ。

日本酒にとって難易度が高いインド。だが、八戸酒類株式会社の橋本八右衛門代表取締役は、「蔵元も日本だけでなく海外に目を向けなければいけない」と述べるなど、今後もインドで試飲会を続け、根気強くインド上陸を目指す考えだ。

http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/101101/fnc1011011836014-n1.htm