2011年3月11日 午後2時46分。
未だ経験した事のない揺れと津波が東日本を襲った。
瓦礫の町。奪われた生活。非日常を懸命に生きる人々。
6月8日現在、死者1万5391人、行方不明者8171人、
避難所生活を続けている方 9万3379人。

地震と津波から4か月を経て、被災地を生きる人々を追う。
震災で人生が変わってしまった、変える事になった、様々な人に
丁寧に寄り添う“人間ドキュメント”をオムニバス形式で紡いでいく。


今、自分は何ができるのか?

3月11日以降、多くの人々が、
それぞれの立場で、それぞれの心に問いかけ、
それぞれの行動をとったように思います。

ボランティアに立ち上がったたくさんの人々。
芸能界、スポーツ界にも広がった支援の輪。
天皇皇后両陛下は自主的に計画停電をされ、
各県の避難所を回られました。

では、テレビを作る自分たちは何ができるのか?

今回の番組は、未曾有の震災を受けて、
個々のディレクター陣が、
何を撮ればいいか、何を伝えればいいか悩みながらも、
それぞれの立場で、それぞれの思いで、
見つめていく、震災の記録です。

取材内容(予定)
◆1枚の写真から辿る被災地~岩手の名酒蔵再興を見つめる
◆被災した実家をどうする?TVディレクターである息子が見つめる家をめぐる決断
◆震災で何を報じるか 地元テレビマンが見つめた震災


4人のディレクターが見つめる被災地
▽被災地からのメッセージ72人の4ヶ月
▽被災局ディレクター感じる福島の今
▽母親が被災…その時ディレクターは
▽老舗酒造復興を追う

http://tv.yahoo.co.jp/program/44509250/より