これは、ちょっとある方と会話させていただいたときのやり取りを編集させていただきました。
わたしの肩書きなどは一切伏せております。相手は、ある漁業関係の方です。
わたし「日本酒はお好きですか」
相手の方「日本酒飲むんだ?天狗舞好きだけど、純米酒はいくら飲んでも二日酔いにならないから、おすすめ。十四代目は一度飲んでみたいなぁ。」
わたし「純米酒はなぜ「二日酔い」にならないんですか?」
相手の方「米とこうじを原料に作っているから、ご飯食べてると一緒」
わたし「米とこうじを原料に作っているから、ご飯食べてると一緒、の意味が分からないです・・・」
相手「こうじって、お米を発酵させて作るんで、原料、米と水だけだよ」
わたし「アルコールはありますが・・・。」
相手の方「日本酒に入ってる醸造用アルコールが二日酔いになるよ、純米酒のアルコールは二日酔いにならないよ。」
わたし「うん?? おなじ『アルコール』ですが・・・。」
相手「違う違う、醸造用はエタノールなんで混成酒、原料も色々多分トウモロコシが当たりだと思うよ♪」
わたし「うん、でも同じアルコール。科学的に、純米酒が2日酔いしにくいという根拠はないです。」
相手「一応体験からだよ。科学はわからない。味は醸造入れた方が良いしキレも有るけどね♪辛さ高い酒の純米酒は旨いよ。九州の美少年は甘すぎて呑めなかった!」
わたし「おそらく、経験上も間違ってます。 純米系はコクがあるため、意外と飲んでません。でも、アルコール添加されたものは、端麗になっているため、いつのまにか飲んでしまっている傾向にあります。 」
相手「純米酒は良心だと思うよ♪添加物の危険性は知ってるし、アルコール依存症になるはずだからね」
わたし「えっと、それも間違ってますよ。アルコール添加は、保存性であったり、商品の設計上などでされている蔵元も多くあります。 添加物と思いがちですが、いま焼酎を添加しているところもあるなどだいぶ、変わってきてます。」
※ここで、この方はさっとわたしの前から消えました・・・。
<言いたいこと>
わたしは、この人を「批判したいわけではない」ことを理解していただきたいです。
醸造アルコール=悪者
という考えが、すごく悲しかったんです。
この方は、ちょっと私よりも年上の方みたいでしたが、これによって、
「純米しか飲んじゃダメだぜ」ということを、まわりに言ってしまったとします。
そのお話しを聞いたかたで、もしその方のお友達が
「この日本酒、美味いんだぜ!」
となったときに「アルコール添加されているもの」だったとき。
この「誤解の知識」により、「選択肢の幅」が減ってしまうような
感じがしました。
日本酒のアルコール添加のあり方については賛否両論がありますが、
リアリティーのある、会話として、無かったので、加筆・編集をさせていただき
まとめてみました。
わたしの肩書きなどは一切伏せております。相手は、ある漁業関係の方です。
わたし「日本酒はお好きですか」
相手の方「日本酒飲むんだ?天狗舞好きだけど、純米酒はいくら飲んでも二日酔いにならないから、おすすめ。十四代目は一度飲んでみたいなぁ。」
わたし「純米酒はなぜ「二日酔い」にならないんですか?」
相手の方「米とこうじを原料に作っているから、ご飯食べてると一緒」
わたし「米とこうじを原料に作っているから、ご飯食べてると一緒、の意味が分からないです・・・」
相手「こうじって、お米を発酵させて作るんで、原料、米と水だけだよ」
わたし「アルコールはありますが・・・。」
相手の方「日本酒に入ってる醸造用アルコールが二日酔いになるよ、純米酒のアルコールは二日酔いにならないよ。」
わたし「うん?? おなじ『アルコール』ですが・・・。」
相手「違う違う、醸造用はエタノールなんで混成酒、原料も色々多分トウモロコシが当たりだと思うよ♪」
わたし「うん、でも同じアルコール。科学的に、純米酒が2日酔いしにくいという根拠はないです。」
相手「一応体験からだよ。科学はわからない。味は醸造入れた方が良いしキレも有るけどね♪辛さ高い酒の純米酒は旨いよ。九州の美少年は甘すぎて呑めなかった!」
わたし「おそらく、経験上も間違ってます。 純米系はコクがあるため、意外と飲んでません。でも、アルコール添加されたものは、端麗になっているため、いつのまにか飲んでしまっている傾向にあります。 」
相手「純米酒は良心だと思うよ♪添加物の危険性は知ってるし、アルコール依存症になるはずだからね」
わたし「えっと、それも間違ってますよ。アルコール添加は、保存性であったり、商品の設計上などでされている蔵元も多くあります。 添加物と思いがちですが、いま焼酎を添加しているところもあるなどだいぶ、変わってきてます。」
※ここで、この方はさっとわたしの前から消えました・・・。
<言いたいこと>
わたしは、この人を「批判したいわけではない」ことを理解していただきたいです。
醸造アルコール=悪者
という考えが、すごく悲しかったんです。
この方は、ちょっと私よりも年上の方みたいでしたが、これによって、
「純米しか飲んじゃダメだぜ」ということを、まわりに言ってしまったとします。
そのお話しを聞いたかたで、もしその方のお友達が
「この日本酒、美味いんだぜ!」
となったときに「アルコール添加されているもの」だったとき。
この「誤解の知識」により、「選択肢の幅」が減ってしまうような
感じがしました。
日本酒のアルコール添加のあり方については賛否両論がありますが、
リアリティーのある、会話として、無かったので、加筆・編集をさせていただき
まとめてみました。
コメント
コメント一覧 (9)
今の純米酒は進歩して口当たりも良く軽い感じのものも増えていますが一昔前は辛くて重くて舌や喉にいつまでも残る、そんなクドいのが多かったので本醸造酒の方がずっと好きでした。
某老舗蔵元の方もそう仰っていました。
極端に言えば美味けりゃなんでも良いのですよ。今はなんでも卑しく飲みます!
糖分酸味料添加は嫌ですが・・・w
所謂純米教原理主義者さんは十割蕎麦信者と良く似ていますね。
よほど「純米」「十割」という言葉に弱いようですね。
余計なものは要りません。
米と麹と水だけで美味しいお酒は作れると思います。
美味しく飲ませてあげなさい!
相手の考えを度々否定する事は明らかな迷惑行為ですよ、その場を去った漁業者の方が聡明です。
あなたがお酒に関する知識に自信があるのは分かりましたがそれを簡単なコミュニケーションをとる場で相手に押し付けるのは些か大人のする所業ではありません。最近の言葉で言えばマウンティングですね。迷惑極まりない。
相手を不快にさせないよう行動するという常識を持っている大人であればその場に応じたコミュニケーションの取り方くらいわかりますよね?
ちょっとした事情があるといえど自身の正義感の為に相手を否定する事はやめましょう。
日本酒美味しいですよね
申し訳ございません。お二方のコメントを拝見しました。
こちらからお声をかけしたわけではなく、あちらから
若造に分かるのか・・・という感じで来られたという背景が
逸脱しておりました。。。
それに対して、私も子供じみたくやり返した感も
あったようにも感じます。
ご指摘をいただきましてありがとうございます。
そして、不快なお気持ちにさせてしまいまして
申し訳ございませんでした。
付き合い酒でもないし4号瓶しか飲まないので毎度自分の飲む定位置は分かるのですが標準量を飲んでもアルコールが添加されたものを飲んだ次の日は頭痛や体調不良のあることが多いと感じます。
口当たりの件得心しましたがそれだけが原因とはとても思えません。
過去の記事への返事を丁寧にされているので良識のあるかたかと思いますが、現代の知識を十全と思うのは人の驕りなのかもしれないですね。
名も名乗らずものを言って失礼しました。
私も醸造アルコールが入っているものを飲むと、入っていないものより次の日アルコールが残っている事が多いです。
今回はコンビニで安いお酒を買いました、皆さんご存じの銘柄なのですがそのコンビニ用のお酒のようです。
純米酒という事で購入したのですが、明らかに次の日の症状が二日酔いだったのでいろいろ調べているところでした。
体質によっては受け付けない人がいるのかもしれませんね。