【日本酒書評002】日本酒はおいしい!-イラストで読む日本酒のすべて 著:ワダヨシさん、浅井直子さん

このシリーズには「ワイン」と「コーヒー」もあり、そちらを先に購入していた。まさか日本酒で・・・という驚きから始まったのがこちらの書籍。
ビジュアルがたいへん多く、情報量もたくさんあり、読むの大変そう。という第一印象にかんじるかもしれないが、ワイン版とコーヒー版に比べて、よくここまで凝縮されたな。という印象。
このシリーズのいいところは「家で緩く」読める点。日本酒の本は机に構えて、どっしりとして読まなくてはいけないんじゃないか?とおもうところをビジュアルがたいへんいいアクセントになっている一冊。
これが2024年、最後の投稿になるのかな。よい年越しを!
【日本酒書評001】至福の味わいを究める日本の蔵元100人 著:高瀬斉

■第1章 北海道・東北29蔵(田酒、南部美人、十四代など)
■第2章 関東・甲信越29蔵(東力士、神亀など)
■第3章 東海・近畿・中国30蔵(磯自慢、李白、獺祭など)
■第4章 四国・九州12蔵(梅錦、香露、西の関など)
を見開き2ページで「100蔵」の紹介をしている。「2008年出版」のため情報が古くなってしまっているところもあるが、造りへの哲学・想いはほとんど変わってないはず。
現在、日本酒の酒蔵は1200ほどあると言われている。この本に出会ったときには1200蔵元全部いくのかとおもったのだが。
2回目になってしまうが、見開き2ページでよく酒蔵の歴史・造り・想い・哲学をぎゅーっと凝縮した1冊。最新の日本酒本に出てこなくなった酒蔵さんの情報も多くあるので、必見