日本酒 利酒師 上仙裕一

日本の伝統と文化をこよなく愛する日本酒の伝道師『利酒師 上仙裕一』のオフィシャルブログ



20241207土_車井戸のイラスト


 



こちらの本で100問100答という形式で本が書かれております。そちらを参考にQ&Aとアンサーの部分。私なりに考えて答えていきます。

一言で言ってしまうと、「水は造れる」というのが大きな回答になります。つまりは、日本酒造りで酒質設計をするにあたり「こんな水」があればな。ただ、それだとテロワール(地域性)の観点からすると、説得力を生まないので、あまりお水をつくる酒蔵は聞いてない気がします。

また「麹菌」や「酵母」にとって、「カリウム」や「カルシウム」などがお水に含まれてると彼らの活性化に一役頑張ったくれます。

最初に「水は造れる」と書きましたが、地域の水をそのまま利用する。少し不要な物質があるならば(鉄など)それらは取り除いて利用する。





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20241203火_田植えをする子供のイラスト







こちらの本で100問100答という形式で本が書かれております。そちらを参考にQ&Aとアンサーの部分。私なりに考えて答えていきます。

ともに結論からお伝えすると、「健康」についてはとくに変わりません。「味わい」についても日本酒の「造り手」さん次第によって美味しくもなれば、美味しくないかもしれませんというのが解答になります。

「健康」については上記著書に書かれているとおりで、同じ条件で有機栽培米とそうではないもので成分を比較した結果、変わらなかったそうです。

 「味わい」については酒蔵の視点からみると、それだけ手間隙かけられて造ったお米を雑に扱ったりするでしょうか。造り手も努力を惜しまず、酒造りに魂をかけて醸すはずです。



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20241128木_袋に入ったお米のイラスト








こちらの本で100問100答という形式で本が書かれております。そちらを参考にQ&Aとアンサーの部分私なりに考えて答えていきます。


A:答えになっているかわかりませんが、「酒造好適米」と「酒米」を整理しましょう。「酒造好適米」は名前のとおり、お酒を造るのに適したお米であること。

一方、「酒米」は日本酒を造るのに使用する「お米」のことを示すこと。酒米のことを「酒造好適米」だけのことを示してる方もいらっしゃりますが、わたしは厳密にはこのようにとらえております。


ぜひ、酒米ハンドブックで「酒造好適米」について読んでみることをおすすめします。

酒米ハンドブック 改訂版
副島 顕子
文一総合出版
2017-07-20






※参考サイト









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