日本酒 利酒師 上仙裕一

日本の伝統と文化をこよなく愛する日本酒の伝道師『利酒師 上仙裕一』のオフィシャルブログ

カテゴリ:書評 > その他・ビジネス書評


20250115水_すごい手抜き_佐々木正悟


タイトルがまさに私が求めていた本だ!

とすぐに購入に至る。「はじめに」でプロ野球のクライマックスについて書かれているが、分からない人には分からないところかもしれない。著者は習慣化で安定させることの提案に下記の言葉を書いています。


私たちは何事においても、繰り返すほど、うまくなるものです

いままさにわたしがやっていること。書評という自宅で出きること。正直、やってて要約力がないな、読書力がない。など。書きながら泣いてる。

100点じゃなければ、0点と一緒だという考えにわたしも陥るタイプ。著者の文章の30の目次どれもグサリグサリと刺さってくる感覚を覚えます。



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20241229_ニッポンの書評 豊崎由美著

以前に、日本酒関連やお酒関連の本はたくさん読む。それを簡単に紹介してすこし日本酒代や勉強会の費用に出来ないかなとおもっていた。が、この本の第15講「トヨザキ流書評の書き方」を読んで愕然とした。

ボールペン、付箋、白い紙でしっかりとどこがポイントなのかを瞬時に判断。そして、そこから書評の読者にとって、どのような場面まで「ネタばらし」をしていいのか。その書籍と「戦闘」をしているような、コト細かく書評に至るまでの心情が第15講に描かれている。

この約10ページから読むだけでも、ほかの章の見え方が変わってくるのではないだろうか。


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20241208土_書評の仕事 印南敦史著

 これからどうやって生きていくんだろうか。人と会うのも少数がいい。そんな中、書く仕事を改めてやりはじめよう。「書評」ってどうなのだろうか。と考えて、たどり着いたのがこの本。

 まずは、書評家ってどんなことしているのか、生活をしてるのか、儲かる仕事なのかが淡々と第1章、第2章では語られている。

 第3章では筆者のこれまで培ってきた「要約力」について。ようやくのポイント7つでは、ビジネスメールやプレゼンテーションなどにも応用できると感じられた。
 
 第4章では書評の技術・教養などをまじめに解説で終わるのか、筆者も書いててのってきたのか、「ヒップホップと自信」や「文章を書く人はラッパーに学べ」。著者の気分がノリに乗ってきた感覚を覚える。

 書評についての理解を深めるだけではなく、ビジネスパーソンの文章力にも役立つところが多くあったう。そして、ところどころに思わず「マジか!w」と笑いを含ませてくれてるチャーミングな文章もある。

 書評の仕事がどんなものかを伝えつつも、本の楽しさ、喜び。そういったものが後半にはちりばめられていて、最後には書評の書き方「5つ」もしっかりとやらんと読み手には伝わらんよ、で締まっている。
 






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