日本酒 利酒師 上仙裕一

日本の伝統と文化をこよなく愛する日本酒の伝道師『利酒師 上仙裕一』のオフィシャルブログ

タグ:お燗


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蒸シ燗酒という、聴いたとき、なんじゃろうと思いお邪魔させていただきました。白隠正宗(静岡)を醸されてる高嶋さんのお話しを聴かせていただきながら、普通にお燗をするものと飲み比べ。
 
高嶋さんいわく、すいすい飲めるようになる、美味しく感じなかった日本酒も変わったというお話し。みなさんも、うんうん、という声。

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ぼくの意見も、たしかに美味しいし、アルコールの「ツーン」という感じがないから、普段「お燗はちょっと」という方には良いかと思います。

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でも、これだと「白隠正宗」さんの持ち味がちょっと消えてしまってる感じは否めない。口に入れたときに、口の中で踊る感じがするのがちょっとクセになるお味が。。

うーん、その日の体調やら食べ物との合わせで、両方あるといいのかなとは思いました。蒸し燗酒だから旨いとか、という日本酒ワールドにはならないで欲しいです。

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毎度、ちょっと偉そうな文書失礼しました。

 
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酒屋のいまでやさんが開催されている日本酒セミナーにお邪魔させていただきました。
今回は福島県は喜多方で「夢心酒造」の奈良萬(ならまん)を醸される東海林社長のお話し。

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お燗がテーマということでしたが、東海林さんがおっしゃるように、「お酒の飲み比べ」はあるけど「温度滞の飲み比べ」はないということで、今回はその試み。
 
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今回、普段とは違い、セミナーを後ろから受講させていただいたのですが、参加されている方々の「首もと」が動く時間がたくさん見られました(へぇ~と思うとき、首を後ろにやりませんか?あのアクションをされている方たくさんいて、ボクだけじゃなかったんだと安心しながら)。

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また、東海林さんのお言葉で印象に残ったのが「火入れの違いで味を変えてる」というお言葉。

当たり前だろうと思われる方が多いかと思うのですが、このあたり前を、こうして分かりやすく、そして体験させていただける機会を作ってくださった。

わたしの「基礎的な日本酒の知識」に深みをいただけた機会となりました。

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追伸
実はセミナー中にビックリしたことがありました。15時06分頃に東京では地震がありましたが、セミナー中でした。いまでやさんのセミナーでは今回、過去最高の参加者とのことだったので、ボクは「あれ?東海林さん、嬉しさのあまり揺らしましたか?」と足元を見てました。(ひょっとして、、と)
 
日本酒のセミナーは10年近くお邪魔させていただいてますが、セミナー中に地震は初めての体験です。
 
「日本酒で大地を揺らしてしまう蔵元さん」になっちゃいました。
 
ただでさえ、インパクトある蔵元さんなのに、インパクトがますます大きく。。あ、余談の方がインパクト(笑)
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