日本酒 利酒師 上仙裕一

日本の伝統と文化をこよなく愛する日本酒の伝道師『利酒師 上仙裕一』のオフィシャルブログ

タグ:山田錦


20241228土_うえも商店_1_田中文悟さん_1

田中文悟さんは日本酒ベンチャーキャピタルを経営されてる方です。秋田の大納川など多数の酒蔵さんを経営されてます。再会するの、おそらく6年以上は経過をしてたとおもいます。

今回、「大納川 天花 純米吟醸 無濾過生原酒 初しぼり」。「あきたこまち」を使用している日本酒ですが、身体にスーっと、他に試飲させていただいた日本酒より、やさしく染みてきた。時間の経過とともに、どのように変化するのかしないのか。も試したくなり購入させていただきました。

文悟さん。休憩中のところ、僕を見つけて飛んでやってきてくださって。まだ僕が生きていられるのも、いつも励ましのご連絡をいただいてました。なんか、これ以上、言葉に出来ないけど、お礼を言える機会があれば、とおもってお邪魔した次第です。


追伸
もうちょっと写真写りがよくなるようにがんばりもうすでござる苦笑



20241228土_日本酒ベンチャーキャピタル

今回、お邪魔した理由が「お会いする」が目的だったため、お酒の味わいがどうだったかは控えます。ただ、そんな中でも、目を引いたのを書きます。ともに新酒鑑評会「金賞」(秋田県と全国)の違いがありますが。

20241228土_大納川_山田錦_

大納川の山田錦。口に含んだ瞬間に「THE 王者」という言葉がぴったりなお酒。骨格がりりしく、香り、味わいのバランスもすばらしい。何かとあわせるというより、最初に飲むと食欲が湧いてくるそんな日本酒に感じました。

20241228土_大納川_秋田酒小町_

こちらは「大納川」の「秋田酒こまち」を「35%」まで精米した日本酒。山田錦と比較するとわかりやすいとおもいますが、口の中に「旨み」と「香り」の広がり方がちりばめらるような美味しさ。あまりこういう経験をする日本酒には出会ったことがないです。

20241228土_うえも商店_外観_

うえも商店さんは、大江戸線の練馬春日町駅。[A2]出口から徒歩10分ぐらいのところにあります。

品揃えもすばらしく、お邪魔するのはたいへんですが(我が家から1時間30分ぐらい)、また覗きたい日本酒がたくさんありました。




    このエントリーをはてなブックマークに追加


20241128木_袋に入ったお米のイラスト








こちらの本で100問100答という形式で本が書かれております。そちらを参考にQ&Aとアンサーの部分私なりに考えて答えていきます。


A:答えになっているかわかりませんが、「酒造好適米」と「酒米」を整理しましょう。「酒造好適米」は名前のとおり、お酒を造るのに適したお米であること。

一方、「酒米」は日本酒を造るのに使用する「お米」のことを示すこと。酒米のことを「酒造好適米」だけのことを示してる方もいらっしゃりますが、わたしは厳密にはこのようにとらえております。


ぜひ、酒米ハンドブックで「酒造好適米」について読んでみることをおすすめします。

酒米ハンドブック 改訂版
副島 顕子
文一総合出版
2017-07-20






※参考サイト









    このエントリーをはてなブックマークに追加

こちらの本で100問100答という形式で本が書かれております。そちらを参考にQ&Aとアンサーの部分私なりに考えて答えていきます


A:日本酒はお米から造られるアルコール飲料。おいしいお米から美味しい日本酒ができそうなイメージ。わたしも分かります。しかし、必ずしもそうではないです。

美味しいという定義をここでは「吟醸」「大吟醸」などの「高品質」としましょう。

美味しいお米というのは「コシヒカリ」「あきたこまち」などなど、スーパーやコンビニにあります。こうしたお米は「たんぱく質」「脂肪」「無機質(ミネラル)」などといったもの多くふくまれていることから、われわれは「美味しい」と思うわけです。

しかし、これらは「高品質」のレベルの日本酒を造る場合には「雑味」を生んでしまいます。

したがって「高品質」な日本酒を醸すには「美味しいお米」は少し難しいと考えられます。いまは、技術も進歩してきて、たとえば、一ノ蔵さんなどで「ササニシキ」をつかった日本酒も「高品質」と言ってもいいと考えます。

いま上げた「食料米」に対して、お酒造りに適したお米「酒造好適米(しゅぞうこうてきまい)」と呼ばれるものがあり、これらが「高品質」な日本酒を生み出してくれます。例としては、山田錦、雄町、五百万石、美山錦などが上げられます。

私の意見としては、「高品質」と定義した「吟醸」「大吟醸」は「酒造好適米(しゅぞうこうてきまい)」が適しています。しかし、日本酒の「技術」は発展しています。ですから、私としては、食べて美味しいお米でも、食べてちょっとサバサバして美味しくない日本酒でも「美味しい日本酒」は「醸せる」という答えを出させていただきます。




    このエントリーをはてなブックマークに追加

【産土(うぶすな) 2023 山田錦 二農醸】

産土(うぶすな) 2023 山田錦 二農醸_0_

飲んだ瞬間に出た言葉が「ゴージャス」という言葉。
洋ナシや白桃の甘い香りを感じるが、口に含んでからノドまで「稲妻」が走る感覚。

産土(うぶすな) 2023 山田錦 二農醸_1_

余韻も長く、1杯、1杯をゆっくりと嗜みたくなる味。
天ぷらを塩でいただくか、個人的にポテトサラダやマヨネーズ系と
合わせてもおもしろいんじゃないだろうか。お肉も塩コショウだけで焼いたものなどかな。

産土(うぶすな) 2023 山田錦 二農醸_2_

勉強不足だなと思わされた感覚。スター蔵元と呼ばれる日本酒。
手に入らないし、飲む機会が全く無いのは反省材料。





    このエントリーをはてなブックマークに追加


山田錦杯 15317736_10206576766612538_8604017031098632874_n

12月07日(水)の園田競馬で行われる、酒米の王様「山田錦杯」があるとのこと。日本酒っぽいお馬の名前がいなくて、残念。大外枠にウインゴスペル号に山田騎手が騎乗してるが、果たして。

山田錦杯 15337442_10206576822933946_5152895296027884769_n

発走時間は15:55。
競馬とは関係なく、もしご覧になってみたい方は
地方競馬ライブ」で生中継かアーカイブでもご覧になれます











 
    このエントリーをはてなブックマークに追加

このページのトップヘ