日本酒 利酒師 上仙裕一

日本の伝統と文化をこよなく愛する日本酒の伝道師『利酒師 上仙裕一』のオフィシャルブログ

タグ:酒造好適米


20250105日_酒米ハンドブック 改訂版

文字どおり、「酒米」のことが書かれているハンドブック。

「酒造好適米」だけではなく、お酒でつかわれている「お米」の紹介されている。

たとえば、あきたこまち、コシヒカリ、ササニシキなど私たちのテーブルにのってるお茶碗のなかにあるおコメも、日本酒でつかわれているものも登場している。

たいへん薄く、持ち運びが出来るぐらい。この書籍を片手に日本酒を嗜むのも乙なものである。







酒米ハンドブック 改訂版
副島 顕子
文一総合出版
2017-07-20


 
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20241128木_袋に入ったお米のイラスト








こちらの本で100問100答という形式で本が書かれております。そちらを参考にQ&Aとアンサーの部分私なりに考えて答えていきます。


A:答えになっているかわかりませんが、「酒造好適米」と「酒米」を整理しましょう。「酒造好適米」は名前のとおり、お酒を造るのに適したお米であること。

一方、「酒米」は日本酒を造るのに使用する「お米」のことを示すこと。酒米のことを「酒造好適米」だけのことを示してる方もいらっしゃりますが、わたしは厳密にはこのようにとらえております。


ぜひ、酒米ハンドブックで「酒造好適米」について読んでみることをおすすめします。

酒米ハンドブック 改訂版
副島 顕子
文一総合出版
2017-07-20






※参考サイト









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こちらの本で100問100答という形式で本が書かれております。そちらを参考にQ&Aとアンサーの部分私なりに考えて答えていきます


A:日本酒はお米から造られるアルコール飲料。おいしいお米から美味しい日本酒ができそうなイメージ。わたしも分かります。しかし、必ずしもそうではないです。

美味しいという定義をここでは「吟醸」「大吟醸」などの「高品質」としましょう。

美味しいお米というのは「コシヒカリ」「あきたこまち」などなど、スーパーやコンビニにあります。こうしたお米は「たんぱく質」「脂肪」「無機質(ミネラル)」などといったもの多くふくまれていることから、われわれは「美味しい」と思うわけです。

しかし、これらは「高品質」のレベルの日本酒を造る場合には「雑味」を生んでしまいます。

したがって「高品質」な日本酒を醸すには「美味しいお米」は少し難しいと考えられます。いまは、技術も進歩してきて、たとえば、一ノ蔵さんなどで「ササニシキ」をつかった日本酒も「高品質」と言ってもいいと考えます。

いま上げた「食料米」に対して、お酒造りに適したお米「酒造好適米(しゅぞうこうてきまい)」と呼ばれるものがあり、これらが「高品質」な日本酒を生み出してくれます。例としては、山田錦、雄町、五百万石、美山錦などが上げられます。

私の意見としては、「高品質」と定義した「吟醸」「大吟醸」は「酒造好適米(しゅぞうこうてきまい)」が適しています。しかし、日本酒の「技術」は発展しています。ですから、私としては、食べて美味しいお米でも、食べてちょっとサバサバして美味しくない日本酒でも「美味しい日本酒」は「醸せる」という答えを出させていただきます。




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秋田の酒きき酒会2019

秋田の酒きき酒会&秋田の酒を楽しむ会2019
にお邪魔させていただきました。

秋田の酒きき酒会2019 雪の茅舎

雪の茅舎さんから嗜ませていただきました。
NHKのプロフェッショナルにも登場された酒蔵さん

山廃純米、純米吟醸、ともに派手さはないけど
家に常備しておきたい日本酒。ちょっとした
晩酌にはうれしい、旨味と甘味。

秋田の酒きき酒会2019 雪の茅舎 大吟醸

大吟醸タイプも嗜ませていただきました。
たしかに、おいしい。ちょっとしたご褒美
であったり、ワイングラスなどで優雅に嗜みたい。

秋田の酒きき酒会2019 雪の茅舎純米大吟醸

プロフェッショナルの影響でブースが
とんでもないことになるかなとおもってた
けど、そこまでなってなくてよかった。

秋田の酒きき酒会2019 一白水成

一白水成(いっぱくすいせい)のブースへ
特別純米、いやあ、おいしい。どう美味しい
とかじゃない。口がうれしい味わい。


秋田の酒きき酒会2019 一白水成1

 「白」い米と「水」から「成」る「一」番旨い酒=「一白水成」

という、ホームページからの抜粋。
https://www.fukurokuju.jp/ichi-show.htm より

秋田の酒きき酒会2019 一白水成2

欠点は、お酒たちが美味すぎちゃって
定番のお刺身とかは、ちょっとあわせづらい
かも。煮っころがしとか、イカの煮つけとか
があったら、いいなあと思いながら次へ。

秋田の酒きき酒会2019 春霞

春霞(はるかすみ)さん、このラベルの
シリーズは、ジューシーさを感じる。
お米なのか、果物なのか。

秋田の酒きき酒会2019 春霞 栗林

これらも美味しい。
酸味がやわらかく来るから
ほどよい刺激もあるような。

秋田の酒きき酒会2019 ゆきの美人

ゆきの美人さんへ
切れ味がすばらしいし
最初に口に入れたときの
ほのかな甘味。ふくらみ。
いつまでも嗜んでしまいそう。

秋田の酒きき酒会2019 福小町

福小町さんへ
こちらもパワフルな味わい。
ダイナミック。おいしい。

インパクトがすごい・・・。

こういうお酒は元来飲み疲れてしまう
はずなんだけど、もう一口、もう一口
とも言いたくなってしまう。

いつも驚嘆させてくれる酒蔵さんの1つ。

秋田の酒きき酒会2019 酒造好適米

秋田県の新しい酒造好適米のコーナーへ

秋田120号はふくらみがありながらもキレイで端麗なタイプ

秋田121号は後味のふくらみが特徴とのこと

秋田の酒きき酒会2019 あきた酒120号



まさに、上記のツイートどおりで・・・
写真撮らせていただいたのに、試飲
させていただくの忘れました。。。笑


秋田の日本酒はまだまだ多くあるので
もっとこんなのあるから嗜んでよなどの
コメントなども雄町してます☆


秋田蔵元ガイド
http://www.osake.or.jp/kuramoto/




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