日本酒 利酒師 上仙裕一

日本の伝統と文化をこよなく愛する日本酒の伝道師『利酒師 上仙裕一』のオフィシャルブログ

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20250103_今宵は純米酒 米と麹と水だけで醸す 全量純米蔵ガイド

全量純米蔵48蔵に絞って酒蔵さんが紹介されている一冊。

10年前の「2015年」出版ということもあり、「アルコール添加」がどこか「悪者」と言われている感覚を覚えている。いまも、アルコール添加を嫌がる人もいらっしゃるが、その酒蔵の「考え」で「哲学」から必要と感じているのだ。

嫌ならば避ければいいだけの話である。

作者は「純米酒フェスティバル」などを運営されていた方だが、2019年に倒産してしまっている。

本はとても丁寧に書かれていて、週刊朝日で連載されていたものをまとめたもの。



※あわせてよみたい









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20241229_日本酒はおいしい!-イラストで読む日本酒のすべて

このシリーズには「ワイン」と「コーヒー」もあり、そちらを先に購入していた。まさか日本酒で・・・という驚きから始まったのがこちらの書籍。

ビジュアルがたいへん多く、情報量もたくさんあり、読むの大変そう。という第一印象にかんじるかもしれないが、ワイン版とコーヒー版に比べて、よくここまで凝縮されたな。という印象。

このシリーズのいいところは「家で緩く」読める点。日本酒の本は机に構えて、どっしりとして読まなくてはいけないんじゃないか?とおもうところをビジュアルがたいへんいいアクセントになっている一冊。

これが2024年、最後の投稿になるのかな。よい年越しを!



日本酒はおいしい!-イラストで読む日本酒のすべて-
浅井直子
パイ インターナショナル
2024-03-22

 
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20241228土_うえも商店_1_田中文悟さん_1

田中文悟さんは日本酒ベンチャーキャピタルを経営されてる方です。秋田の大納川など多数の酒蔵さんを経営されてます。再会するの、おそらく6年以上は経過をしてたとおもいます。

今回、「大納川 天花 純米吟醸 無濾過生原酒 初しぼり」。「あきたこまち」を使用している日本酒ですが、身体にスーっと、他に試飲させていただいた日本酒より、やさしく染みてきた。時間の経過とともに、どのように変化するのかしないのか。も試したくなり購入させていただきました。

文悟さん。休憩中のところ、僕を見つけて飛んでやってきてくださって。まだ僕が生きていられるのも、いつも励ましのご連絡をいただいてました。なんか、これ以上、言葉に出来ないけど、お礼を言える機会があれば、とおもってお邪魔した次第です。


追伸
もうちょっと写真写りがよくなるようにがんばりもうすでござる苦笑



20241228土_日本酒ベンチャーキャピタル

今回、お邪魔した理由が「お会いする」が目的だったため、お酒の味わいがどうだったかは控えます。ただ、そんな中でも、目を引いたのを書きます。ともに新酒鑑評会「金賞」(秋田県と全国)の違いがありますが。

20241228土_大納川_山田錦_

大納川の山田錦。口に含んだ瞬間に「THE 王者」という言葉がぴったりなお酒。骨格がりりしく、香り、味わいのバランスもすばらしい。何かとあわせるというより、最初に飲むと食欲が湧いてくるそんな日本酒に感じました。

20241228土_大納川_秋田酒小町_

こちらは「大納川」の「秋田酒こまち」を「35%」まで精米した日本酒。山田錦と比較するとわかりやすいとおもいますが、口の中に「旨み」と「香り」の広がり方がちりばめらるような美味しさ。あまりこういう経験をする日本酒には出会ったことがないです。

20241228土_うえも商店_外観_

うえも商店さんは、大江戸線の練馬春日町駅。[A2]出口から徒歩10分ぐらいのところにあります。

品揃えもすばらしく、お邪魔するのはたいへんですが(我が家から1時間30分ぐらい)、また覗きたい日本酒がたくさんありました。




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20241207土_車井戸のイラスト


 



こちらの本で100問100答という形式で本が書かれております。そちらを参考にQ&Aとアンサーの部分。私なりに考えて答えていきます。

一言で言ってしまうと、「水は造れる」というのが大きな回答になります。つまりは、日本酒造りで酒質設計をするにあたり「こんな水」があればな。ただ、それだとテロワール(地域性)の観点からすると、説得力を生まないので、あまりお水をつくる酒蔵は聞いてない気がします。

また「麹菌」や「酵母」にとって、「カリウム」や「カルシウム」などがお水に含まれてると彼らの活性化に一役頑張ったくれます。

最初に「水は造れる」と書きましたが、地域の水をそのまま利用する。少し不要な物質があるならば(鉄など)それらは取り除いて利用する。





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20241203火_田植えをする子供のイラスト







こちらの本で100問100答という形式で本が書かれております。そちらを参考にQ&Aとアンサーの部分。私なりに考えて答えていきます。

ともに結論からお伝えすると、「健康」についてはとくに変わりません。「味わい」についても日本酒の「造り手」さん次第によって美味しくもなれば、美味しくないかもしれませんというのが解答になります。

「健康」については上記著書に書かれているとおりで、同じ条件で有機栽培米とそうではないもので成分を比較した結果、変わらなかったそうです。

 「味わい」については酒蔵の視点からみると、それだけ手間隙かけられて造ったお米を雑に扱ったりするでしょうか。造り手も努力を惜しまず、酒造りに魂をかけて醸すはずです。



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